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消防士のための書籍・本を紹介【厳選5冊】

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消防士のための書籍・本を紹介【厳選5冊】

 

 

こんにちは健二です。

 

僕自身消防署に入職して4年目になりますが、今までに消防に関する沢山の書籍を購入して勉強に充ててきました。

 

消防法などの関係法規 警防活動 救助活動 救急活動 予防 車両やポンプ等の知識 など様々な分野で覚えることの多い業種である消防ですが、短い期間ですべてを完璧に勉強して覚えるというのは実質不可能です。

 

なので今回は数々読んできた中で個人的にかなり役に立った・面白かった・勉強になった書籍の中で早いうちから勉強しておきたい内容の5冊に厳選して紹介していきたいと思います!

 

 

 

 

 

消防基本六法

 

 まず1冊目は消防基本六法です。

 

すでに入職して活躍されている方ならわかるとは思いますが、日本全国の消防職員の99%はこの書籍を開いたことがあるといっても過言ではないでしょう(笑)

 

1番に紹介していますが正直この書籍は面白くないです。眠くなります(笑)

 

ですが、消防職員をはじめとする地方公務員は法律・条令・規則にのっとって仕事を行わなくてはならないためそれらを覚えることは必須になります。 

 

ですので、この消防基本六法に書いてある内容は消防職員が仕事をする上での基本であり、裏を返して言えばこの書籍に書いてある通りに仕事をしなくてはいけないのです。

 

内容的には消防職員が災害現場とうで使うことができる権利や命令等が書いてあるのでマニアックな方が読んだら納得して面白いかもしれません。

 

 

法律等が中心の書籍になっていますので内容は難しいですが1度は購入しておきたい1冊です!

 

(毎年法改正等があるため内容が多少変わります。ちなみに僕は毎年買い替えています!)

 

 

消防救助技術必携〈一般救助編〉

 

 2冊目は消防救助技術必携です。

 

消火戦術や救急に関する内容はほとんど書かれていませんが一般的な救助技術・救助法はこの1冊さえ読めば間に合うほど救助に関して特化している1冊となっています。

 

日本の消防の伝統的な三連はしごを使った応急はしご救出をはじめとした救出方法から近年発展してきている都市型救助まで幅広く書いてあります。

 

また、各救助方法にはわかりやすいようにイラストが描かれているので経験の浅い方でも救助方法のイメージがつきやすいでしょう。

 

救助隊を目指すのであれば必須の1冊であることは間違いないです!

 

 

車両火災・救助・調査対応ガイド

 

 3冊目は車両火災・救助・調査対応ガイドです。

 

日本では車両火災が1年間で約4,000件発生しています。

 

建物火災やその他の火災に対する消火活動は、基本的な訓練の延長になるので火災の経験が少なくても戦術や消火活動のイメージがつきやすいと思います。

 

しかし、車両火災をはじめとする自動車等の事故は扉が施錠されていたり、車体が大破していたり、燃料が漏洩していたりと活動上の危険がたくさんあります

 

訓練を行っても消防署に設置されている設備では車両火災に関する訓練は満足にできることは少ないでしょう。

 

ここで役に立つのがこの1冊です!

 

経験で埋められない穴は知識で埋めるしかありません!

 

車両火災や車両救助の事案が発生したときに困らないようしっかりと勉強しておきましょう!

 

 

 イラストで学ぶ火災防ぎょ

 

 4冊目はイラストで学ぶ火災防ぎょです。

 

単刀直入に言わせていただきます。

 

新人消防士が最初に読むべき火災防ぎょの教本は間違いなくこれです!

 

これは自信を持って言えます!

 

この書籍には火災の発生消火の理論から基本的な資機材の取り扱い方法と注意事項一般的な火災防ぎょ活動の概要が載っているのですが、それだけでなく火災の際に使用できる消防用設備石油コンビナート火災等の特殊な火災にも対応できるような消火戦術まで載っています!

 

イラスト付きで説明文も丁寧でとても分かりやすく作られているので火消の入門書としては最適だと僕は思います!

 

 

JPTECガイドブック  

 

最後にこちらの書籍を紹介させていただきます。

 

救命士の方なら絶対にお世話になっているへるす出版のJPTECガイドブックです。

 

JPTECとは「 Japan Prehospital Trauma Evaluation and Care」の略で重症外傷傷病者に対する病院到着前に行う救護活動をプログラム化したものです。

 

病院到着前の救護活動ということは一番関与するのは消防職員です。

 

主に救急隊向けの知識となっていますが実際に傷病者が重症の外傷を負っていると想定できる場面では消防隊や救助隊であっても救助活動や救急隊の支援活動を目的に出動をします。

 

特に救助隊であれば救助活動中に誤った処置や救助方法を行って相手の命が助かっても大きな後遺症を残してしまうこともあるので絶対に覚えておかなけばならない知識となるでしょう。

 

また、JPTECはJPTEC協議会という団体で講習を行っているので個人のスキルアップのために受講してみても良いでしょう(受講資格は消防職員や医療従事者等となっています)。

www.jptec.jp

 

まとめ

 

 

今回は消防士のための書籍ということで個人的におすすめの5冊を紹介させていただきました!

 

メインとしては現職の新人消防職員に向けての紹介となっていますが。

 

これから消防を志す方でも覚えておいて損のない内容となっています。

 

採用されたらあなたもプロの火消で消防職員です。

 

ゼロより1!焦る必要はないですが少しでも知識はあったほうが自分自身もどんどん成長していくでしょう!